パーリングばかりでサーフィンを止めようかと思ったら読む記事♪ 

波に向かって必死にパドリングしていたら、アッという間に海に放り出されるパーリング。

パーリングばかりしていると、尋常ではない量の海水が鼻や耳に入ってしまい痛くて辛いですよね。

パーリングばっかりで全然波に乗れないし、サーフィンが向いていないのかもと悩んでいるあなたに、パーリングをしないコツを紹介します♪

 

パーリング(ワイプアウト)とは?

パーリングとワイプアウトは、ほぼ同時に起こっている現象ですが、分析すると違った事象をいっているようです。

 

パーリングとは、ボードのノーズが海に刺さる現象をいい、ワイプアウトはボードから落ちる状況をいいます。

ただ、一般的にはワイプアウトではなくパーリングという言葉を使います。

 

サーフィンの場合のパーリングとは、ボードが波に刺さってワイプアウトしてしまう状況をいいます。

 

パーリングの語源はいくつかあります。

パール(真珠)を採るために海に潜る人、いわゆる海女さんのような人達から来たという説。

英語で「pearl」はサーフボートが波間の窪みに急降下するという意味があり、それを動詞化したのではないかという説などが有名です。

 

サーフィンでパーリングをしない3つのポイント!

サーフィンでパーリングをしないための3つのポイントを紹介します。

 

  • 重心の位置
  • 胸の反り具合
  • 立ち上がり

 

では一つずつ解説します。

 

重心の位置

ボードに乗るときの自分の位置が前過ぎるとパーリングしやすくなります。

パドリングの練習のときに見つけたボードの支点に、身体の重心を合わせることを意識しましょう。

 

波待ちをして良い波を見つけた時、ボードの方向を変えてパドリングします。

その時に数センチ単位で重心がずれている可能性があります。

このほんの数センチがパーリングを招く結果になりますから、一発で重心を支点に乗せられることが大切です。

 

パドリングをしている時はギリギリでバランスが取れていたとしても、いざ立ち上がろうとして手を付いた突端ノーズが沈むことがあります。

これも重心が前にずれたままボードに乗っていることが原因です。

 

重心が若干前気味だと感じたら手を付く位置をできるだけ腰に近い場所にすることでパーリングを回避できることもあります。

胸の反り具合

加重の位置を決めるポイントの一つとして胸の反り具合があります。

胸を反れば重心がノーズから遠くなり、板に近くなるほど重心がノーズよりになります。

 

波の状態によっては前加重でテイクオフする場合もありますが、パーリングしやすい人は、テイクオフまでできるだけ胸を反らせておくことを意識してみましょう。

 

立ち上がり

波がブレイクするときに急に掘れるようなパワフルな波の場合、立ちあがりが遅いとテールが波に絡めとられてしまいパーリングすることがあります。

 

こうした波は、テイクオフのタイミングが非常に狭く波も早いためライン取りも難しいという特徴があります。

初心者には不向きな波だともいえるでしょう。

 

また通常の波でもテイクオフが遅れるとパーリングに繋がります。

波のスピードに上手く乗れないと前のめりになってしまうためです。

波のスピードを見極めてそれに乗れればパーリングは起こらなくなります。

 

まとめ♪

パーリングする人と波に置いて行かれる人がいます。

あなたがパーリングに悩んでいるなら、今後の上達が早いという証拠です。

 

なぜなら、波に置いて行かれる人は波に乗れていない人です。

一方パーリングするあなたは、波には乗れています。

重心がボードの支点と合っていないか、テイクオフが遅いのか、それらを微調整できればパーリングを回避できます。

 

それでもパーリングしてしまうなら、それは技術やタイミングが問題ではなく、筋肉の量が足りない可能性があります。

まずはサーフィンに必要な筋肉をつけることから始めましょう♪

 

 

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