秩父三社の一つ、一番奥にあるのが三峰神社です。
秩父の神社は概ね絢爛豪華という印象があります。
純度の高い銅を産出していた地域で、和銅元年から天領地として栄えてきた地域です。
今でこそ、山梨県との県境に近く山の中という印象ですが、神社めぐりをすると、その豪華さに驚きます。
日光東照宮に匹敵する彫刻群が見事な美しさを見せてくれます。
三峰神社への道
遠かったです。最寄のICが関越自動車道の花園ICです。
降りてから2時間くらい走りました。途中、秩父市内を迂回するバイパスが出来ていたので、走りづらいということはありませんでした。
国道140号から、途中二瀬ダムを渡る道路へと左折します。
ダムの上を通るため、一方通行になっています。
そこを抜けると、楽しいワインディングロードが始まります。
右手には二瀬ダムで出来た秩父湖が見え隠れします。
三峰神社に向かって半分くらい走ったころ、道路にセンターラインがある広い道路になります。
そのまま駐車場までの道なりに走りました。
毎月1日に販売されていた「白いお守り」渋滞ができていたのは、既に過去の話になりました。
余りの混雑に近隣からの苦情多く、白いお守りは廃止になっています。
いよいよ三峰神社♪
駐車場から階段をあがって山道を歩きます。
途中にお土産やさんが数件ありました。
とりあえずお参りが先なので、スルーです。
最初の鳥居をくぐってから、上り傾斜の道を歩くと、左手に朱色の山門が現れます。
そこをくぐって「順路」と書かれた指示通りに進みます。
三峰神社本殿に上がる階段が右側に現れます。
まず最初に驚いたのは、小さいということでした。
確かに手を洗う手水舎も本殿もきらびやかの一言です。
でも、境内が狭くて人がウヨウヨしている様子には、御利益が薄そうな印象を持ってしまいました。
それでもここで買おうと決めていたご朱印帳を購入しました。
残念なことに好きな絵柄は無かったのですが、絵柄より中身ということで1000円のものを購入し、早速ご朱印をお願いしました。
ここで始めて知ったのですが、ご朱印帳の1ページと2ページは、伊勢神宮の内宮と外宮でいただくのが筋だそうで、三峰神社のご朱印は3ページ目に記帳していただきました。
「おいくらですか?」とお聞きしたところ、「300円をお納めください」という回答。
これも神社ならではかと、妙に納得したことを覚えています。
帰り道のルートで、沢山の小さな社が並んでいるのを見つけました。
見てみると「猿田彦神社」とか「諏訪大社」とかあり、これってなんだろうと帰宅後調べてみました。
こうしたものを「摂末社」というそうです。
本来の摂末社は、その神社の管理下にある神社を配置するらしいのですが、こちらでは、何かしらの縁がある神社を奉っているそうです。
三峰神社まとめ♬
三峰神社の開山は、日本武尊の時代に遡るといわれるほど歴史ある神社です。
時間があれば、一つ一つの彫刻をゆっくり堪能していたかったです。
社務所の隣に日帰り温泉もありました。
次に行く機会があったら入浴セットを持っていきたいと思っています。
狛犬とありますが、狼だそうです。
狼信仰をあちこちで見かけますが、三峰神社も同様らしいです。
三峰神社の行き帰りに大滝温泉という場所を通りました。
何も知らず素通りしてしまったのですが、とても良い温泉だということを後で知りました。
遠いのでなかなか足を伸ばせませんが、大滝温泉に泊まって温泉三昧を楽しみ秩父を巡るという旅も良いかもしれません。
秩父市には三社以外にも沢山の神社が目に留まります。
道路の脇に建つ神社やお寺も、それぞれが重厚な雰囲気を持っていて、1箇所ずつ歩いてみたいと思いました。
単線の秩父電車で行ってのんびり歩き旅などというのも憧れますね♪
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