ベトナム中部に位置し、ビーチリゾートとして有名なダナン。
美しいビーチが注目され、観光客も急増中のスポットです。
南北に細長いベトナムでは、北部・中部・南部で大きく気候が変わります。
ビーチリゾートダナンの気候と最適な服装を紹介します♪
ベトナムダナンの四季と気温
ダナンの気候は熱帯モンスーン気候です。
乾季と雨季に分かれますが、ホーチミンほどの暑さはありません。
ダナンの年間平均気温は26度と、比較的過ごしやすい気温になります。
6月から8月が最も暑く、体感気温が42度という日もあります。
年間平均湿度は80.6%と、乾季でも蒸し暑いという特徴があります。
ただ、海風があるため日影では涼しく感じることができます。
では、ダナンの雨季と乾季の特徴を詳しく紹介します。
ベトナムの乾季と雨季は地域によって少しずつ時期が違います。
ダナンの雨季は9月から2月です。
9月から10月は30度から35度。湿度85%以上の日が続きます。
特に10月ころから台風シーズンに入りますので、交通など注意が必要です。
11月から2月は少し気温が下がります。
湿度に大きな変化はありませんが、気温は20度から25度になります。
11月までは台風シーズンが続きますので注意してください。
ダナンの乾季は3月から8月です。
日差しが肌に刺さるように感じるくらいジリジリした暑い日が続きます。
乾季とはいえ、大気が乾燥してくるわけではありません。
3月から4月は、30度から35度。
5月から8月は、35度から40度という猛暑が続きます。
湿度が高い日も多いため、外出するなら早朝や日が沈んだ後がお勧めです。
ベトナムダナンの気温に合わせた服装とは
乾季でも雨が降らないという訳ではありません。
突然スコールに見舞われることも少なくありませんし、スコールの後の気温が急激に下がることもあります。
雨季の比較的気温が低い時期も、朝晩は寒いくらいになる日もあります。
油断せずに、羽織るものは必ず持って出かけましょう。
基本的には、涼しい服装を心掛けます。
ただし、紫外線対策は万全にしましょう。
サングラス、帽子、UVカットクリームなど必ず準備しておきましょう。
帽子でお勧めなのが、ベトナムの伝統的な葉笠、ノンラーです。
円錐形のノンラーは風通しが良く頭皮から熱を逃がすのに最適です。
また、防水機能があるため、突然の雨でも頭を濡らさないという効果があります。
気温が下がる11月から2月は、日本の春や秋の服装を想定すると分かりやすいと思います。
雨季も、日本の梅雨のように雨が降り続くわけではありません。
1日に何度もスコールに襲われるというのが雨季の特徴です。
湿度も気温も高いため、熱中症対策が必要です。
まとめ♪
日本でも梅雨入り後からの湿度には体力が消耗します。
それが1年中続いている感じのダナンですが、涼しい海風と美しいビーチがそれを補ってくれます。
ダナンで過ごすための気候と服装をまとめてみます。
- 紫外線対策のサングラス・帽子・UVカットクリームは必須
- スコールの後の急激な気温低下に対応できる羽織るものを持つ
- 11月から2月は朝晩の寒暖差に注意
ダナンのビーチや海が目的で出かけるなら、10月から2月にかけては海も荒れて風も強いので海水浴などはできません。
雨季のピークになる10月から12月は、洪水などの被害や飛行機の欠航なども想定の範囲内ということを忘れないでください。
ダナンの海は、7月から8月がベストシーズンです。
海の透明度が高くなり、ビーチリゾートというネーミングに一番似合う海になります。
暑い熱帯地方でも、寒くなる時間帯や時期があります。
服装は常に臨機応変を意識して準備しておくことをお勧めします。
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