2020年大河のキャストが、昨夜3/8夜に発表されました。
事前に決まっていた明知光秀役が、長谷川博己さん。
織田信長役:染谷翔太さん
斎藤道山の娘帰蝶役(後の濃姫・光秀のいとこ):沢尻エリカさん→川口春奈さん
光秀の母牧役:石川さゆりさん
光秀の叔父光安役:西村まさ彦さん
光秀が京で出会う娘駒役:門脇麦さん
信長の父信秀役:高橋克典さん
織田家家老平手政秀役:上杉祥三さん
土岐頼芸役:尾美としのりさん
道山の嫡男義龍役:伊藤英明さん
京の医師望月東庵役:堺正章さん
斎藤道山役:本木雅弘さん
謎のキーパーソン農民役:ナイナイ岡村隆さん
NHK大河初出演の沢尻エリカ
女王様キャラを封印して久しい沢尻エリカですが、意思の強そうな眼差しと妖艶さを合わせ持つ女優さんです。
明智光秀とはいとこ同士といわれる斎藤道山の娘、帰蝶を演じるには最適だと思います。
当時は政略結婚が当たり前でしたから、道山の意を受けて織田家に嫁いだのでしょう。
しかし、織田信長の正室だったかどうかは、まだ分かってはいません。
安土殿と呼ばれた女性が正室ですが、それが帰蝶だったという証拠は見つかっていないのが事実です。
また、「濃」という名は通称であり、本名は帰蝶とも胡蝶ともいわれます。
濃という通り名は、美濃出自の高貴な家の女性という意味合いがあったとされています。
キーパーソン 農民菊丸
2020年大河ドラマ「麒麟が来る」は、原作がありません。
全て新しいシナリオとして描かれています。
その中で光秀を支える三河出身の農民菊丸役に、ナイナイ岡村隆さんが抜擢されています。
これは「チコちゃんのおかげ」だと、岡村も口にするほどの大抜擢です。
「(脚本の)池端さんと一緒に作っていく中で、謎めいた人物だが、コミカルな役としての菊丸という存在が必要になった。」と落合将チーフプロデューサーがコメントしています。
もちろん歴史の中にこうした人物がいるわけではありません。
しかしドラマの中での活躍には、期待したいと思います。
今までと違う織田信長
染谷翔太さんのコメントです。
「自分の口から織田信長という言葉を出るとは不思議に思っています。制作陣の方にも、革新的な信長を一緒に作っていきたいと言われて、こんなに贅沢なことはないと思っています」
思わずナルホド!と筆者は思いました。
覇王信長、軍事の天才信長、革新的な信長という英雄イメージが、筆者にはなかったからです。
信長を主人公にするのと明知光秀を主人公にするのとでは、まったく視点が違うはずです。
人を信頼する事ができない分、自分と家臣との信頼関係を築くことが出来ず、結局は恐怖で統率するしかなかった信長。
中途半端な戦略で多くの敵を作ってしまった信長。
そんな今までとは違う信長像を楽しみにしています。
京の医師望月東庵や駒とは
足利義昭の家臣として京とは縁の深い光秀ですが、私が調べた中に望月東庵という人物はいませんでした。
勿論、駒という娘もいません。
こうしたキャスティングが、明智光秀を人としての肉付きになっていくのでしょう。
2020年NHK大河「麒麟が来る」次のキャスティングは?
今回キャスティングされた役柄をみると、光秀の前半生という布陣ではないでしょうか?
しかし既に織田信長や帰蝶が決まっているという事は、足利義昭や細川藤孝もキャスティングされても良いのでは?と考えてしまいます。
後半はまた違った顔ぶれが揃ってくるのかと思うと、ワクワクします。
現在は主人公明智光秀の生涯を深堀している筆者ですが、今後は信長や帰蝶など周辺の人物にもスポットを当てていきたいと思います♪
コメントを残す