麒麟がくる23話「義輝、夏の終わりに」の平均視聴率は、13.4%と、1.2ポイントの減だったようです。
これから本番という麒麟がくるなのに、なぜでしょうか??
しかし、駒の存在が相変わらず気になります。
次々と重要人物と関わっていくのは、どうしてなのでしょうか。
今後の展開で、なるほど!となるのか、ただの人物紹介のための絡みなのか・・・
では、24話「将軍の器」のあらすじと感想を紹介します。
麒麟がくる24回「将軍の器」あらすじ
三好長慶の養子・義継と、松永久秀の息子たちが、将軍・義輝に対し挙兵します。
剣豪将軍も、応戦むなしく討ち死にとなってしまいました。
そして空いた将軍の座を巡って、義輝の弟であり、現在僧籍にある覚慶(のちの義昭)派と、義栄擁立派に分かれます。
義栄の父は、12代将軍の次男と記されていますが、お家の事情で実際は長男だったとも伝わっています。
次期13代将軍をほぼ約束されていた父でしたが、実際に13代将軍を拝命したのは、足利義輝でした。
将軍・義輝が惨殺されたことを知った光秀は、松永久秀を糾弾します。
松永は、自分の読みが甘かったことを光秀に詫び、自分を撃てと鉄砲を向けさせます。
しかし、光秀に松永を撃つことはできません。
光秀が松永から見せられた文は、越前・朝倉氏からのものでした。
「覚慶が将軍の器であれば、かくまう覚悟がある」と記されており、その器を光秀の確かめろという内容でした。
そして松永は、覚慶が甲賀の和田惟政の元に逃れていることを教えるのです。
覚慶の逃亡を手助けしたのが、他ならぬ松永や藤孝らでした。
早速甲賀に向かう光秀、そこで初めて覚慶に会うのです。
覚慶に付き従っていた三淵に、「兄の将軍義輝様が気に入っていた男だ」と、光秀を紹介します。
覚慶が将軍になるためには、強力な大名の後ろ盾が必要という藤孝らは、朝倉の上洛を促してほしいと光秀に頼むのでした。
光秀が対面した覚慶は、心もとない人物でもありました。
6歳で僧籍に入り、ひたすら佛に仕えてきた覚慶は、「兄にはとうてい適わない」「死ぬのが怖い」「人を殺すなど、考えただけで恐ろしい」という人物。
朝倉に対し光秀が出した答えは、「状軍の器にあらず!」というものでした。
まぁ、ここまでがあらすじではありますが・・・
一般人と高貴な人との境界線があいまいで・・・本当にこんなだったん!?って、聞いてみたくなります。
何でもありのドラマでしかないので、史実に忠実なはずは無いことは、筆者もわかっているのですが・・・
ただ、こうしてドラマが今までにない角度で光秀を描くことで、逆に研究が進んでいるのも事実です。
冷酷な出世主義の人物だったという解析がでれば、本能寺の変は自分こそ天下人と考えた結果だったといえますし、領民思いの仁の人だったという解析が出れば、横暴な信長から人々を守りたかったゆえの本能寺だったと解釈できます。
いずれにしても答えがないのが歴史ロマン。
これからの光秀の活躍が、本格化しそうな気配に、ちょっとワクワクする筆者でした。
麒麟がくる24話「将軍の器」の 再放送
本編を見逃してしまったとか、もう一度見たいときは、ぜひ再放送を利用してください。
総合テレビでは、9月26日(土)午後1時5分から。
BS4kでは、9月27日(日)午前8時から。
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身の回りにいる人々の手助けしかできないことを嘆いていた将軍義輝の弟・足利義昭は、やがて足利最後の将軍となり、織田信長と対立します。
織田包囲網まで作って足利将軍家を死守しようとしますが、やがて追いやられていきます。
義昭の変貌ぶりも、今後も見どころとなっていくのでしょう。
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