2020年NHK大河ドラマ「麒麟がくる」のキャスティング、第二弾が発表されましたね。
私もチェックしていなかった人物がいたりして・・・改めて彼らを調べてみることにします。
今回のNHKの公式サイトには、以下のような文がありました。
『「麒麟がくる」では謎めいた光秀の前半生に光を当て、彼の生涯を中心に、戦国の英傑たちの運命の行く末を描きます。』
ということは、光秀の前半生こそがクライマックスになると考えられます。
「麒麟がくる」の麒麟は平和の象徴。
移動する際も足を地につける事がないため、決して何者も殺さないといわれている伝説の生物です。
実は家康が眠る日光東照宮には、49体の麒麟が刻まれていることは余り知られていません。
徳川も国家の安寧を祈念して麒麟を描いたのでしょう。
平和を願いつつも戦わなければならなかった戦国時代の群像劇、「麒麟がくる」の新しい配役を紹介します。
明智光秀の正室 熙子
愛妻家の光秀、夫光秀の献身的に尽くした美貌の正室熙子。
こちらは木村文乃さんが演じます。
正室熙子については、すでに紹介いているこちらを参考にしてください。
斎藤道三の側室 深芳野(みよしの)
南果歩さんが演じます。
斉藤道三の嫡男、斎藤高政(義龍)の実母。
深芳野は、そもそもは守護・土岐頼芸(とき・よりのり)の愛妾であったため、義龍が自分の出自に疑問を抱き悩むことになったといわれています。
ただ数多くの史書では、義龍は間違いなく道三の息子であり、道三と家督を巡る争いの起因とはされていません。
頑固者 稲葉一鉄
稲葉良通ともいいます。
頑固一徹の語源が稲葉一鉄だという説もあるくらい、曲げない実直な武将だったようです。
稲葉一鉄を演じるのは、村田雄浩です。
生き残った明智光秀の子供を逃したり、家督相続をめぐる争いで敗れた土岐頼芸を見つけ出し郷里に戻したのも稲葉一鉄だといわれています。
光秀家臣 藤田伝吾
私が調べた資料では、まったくヒットしませんでした。
これから改めて調べてみたい人物です。
NHKの公式サイトには、『明智家に仕える家臣。実直な性格だが、戦闘能力は非常に高く、常に光秀のそばに寄り添う。』とあります。
東海最強の戦国武将 今川義元
演じるのは片岡愛之助さんです。
今川は、ちょっと公家っぽいイメージがあるので、愛之助さんはピッタリかもしれません。
織田や道三も恐れた戦国武将の一雄で、信長は今川や武田の進行を抑える壁として徳川を利用したといわれています。
信長の実母 土田御前(どたごぜん)
ずっと「つちだごぜん」だと思っていました。
「どたごぜん」は、檀れいさんが演じます。
美しい女性だったという資料を読んだことがないのですが、檀れいさんはどんな女性像を見せてくれるのでしょうか。
木下藤吉郎
後の豊臣秀吉です。
風貌が猿に似ていたという話は有名です。
風貌だけではなく、興奮した時の話声が甲高く、早口の名古屋弁だったため、猿がキーキーいっているかのようだったという書もあります。
演じるのは佐々木蔵之介さんです。
コミカルな演技もダイスキな俳優さんですが、猿じゃないだろう!と突っ込みたくなりますよね。
15代将軍 足利義昭
演じるのは滝藤賢一さんです。
ピッタリ!だと、思わず笑ってしまいました。
各地方にいる大名たちに手紙を送るという手法だけで織田を攻めた、外交手腕に長けた足利家最後の将軍です。
最後は小大名という格に落ちはしましたが、元将軍ということもあり大大名並に厚遇され秀吉のよき話し相手でした。
足利義昭については、すでに紹介したこちらを参考にしてください。
三淵藤英
演じるのは谷原章介さん。
足利幕府の幕臣で、ガラシャの義父細川藤孝の義兄。
この人物も初めて目にしました。
細川藤孝
いわずと知れた光秀の盟友。
最後の山崎の合戦では、光秀側に着く事をしませんでしたが、義昭と光秀の接点になったのも細川藤孝でした。
演じるのは眞島秀和さん。
すでに女性たちの黄色い歓声が聞こえてきそうです。
松永久秀
『乱世の梟雄』とも呼ばれた、荒々しくも有能な武将でした。
一説では千利休の養子、千小庵が松永久秀の実の子だという説が有力です。
その子供である千宗旦が茶道会の三千家(表千家・裏千家・武者小路千家)の租だといわれています。
演じるのは、吉田鋼太郎さん。
幅の広い役をこなす役者さんですから、楽しみですね。
語り 市川海老蔵
話題にはなっていますが、語りですので割愛させていただきます。
いよいよ出そろってきた感がある2020年NHK大河ドラマ「麒麟が来る」」。
撮影も順調のことです。
これだけの役者人が揃うのですから、さぞや見ごたえのある作品になるでしょう。
もうワクワクしっぱなしです♪
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