前回3月29日放送の麒麟がくる「将軍の涙」のリアル視聴率は、14.3%でした。
前々回を、2.2ポイント下回った感じですが、おおむね好調といえるでしょう。
13代将軍・足利義輝を演じる向井さんの、静かな熱演に見入る人が多かったようです。
今回の12話は、明智光秀の嫁取りと、織田家の家督相続に関わる話の2本柱になりました。
さっそくストーリーを紹介しましょう。
麒麟がくる 第12話 「十兵衛の嫁」ネタバレと感想
織田と今川は、無事和議が成立しました。
しかし三河を制圧され、織田にとっては気の休まるものではありません。
そんな中、織田信秀は自分の死期が近いことを感じ、これからの織田家についての話し合いの場を持ちます。
そこで信秀が信長に伝えたのは、織田家の重要拠点である末盛城を、信長の弟・織田信勝に委ねるというものでした。
納得ができない信長は、怒り心頭で荒れ狂います。
それを見た帰蝶は、病床の信秀を見舞いがてら、父としての本意を探ろりだします。
信長は自分の若いころに似ている。尾張を任せるから、強くなれ!
この父・信秀の言葉を聞いた信長の笑った顔が、幼くて・・・
今回の織田信長は、今まで描かれていた信長像とは違い、繊細であるがゆえに狂気と紙一重という人物像を目指しているそうです。
染谷将太さんの演じる信長は、そのイメージ作りに成功していると感じるのは、筆者だけではないでしょう。
もしかしたら、今回の信長の方がリアルに近いかもしれないと思えるらいです。
そして東庵が尾張に着いたとき、信秀はこの世を去ったのです。
一方美濃では、光秀の嫁取りで祝賀ムードです。
光秀の妻・煕子には、婚儀の前に疱瘡を患い、あばた顔になったという話があります。
醜くなってしまった娘を嫁に出すには忍びなかった煕子の父が、瓜二つの妹をと勧めたが、光秀はそれを断り煕子を娶ったという話です。
人の見た目は変わっていくが、人の性格は死ぬまで変わることがないというのが光秀の言葉だったといわています。
ただ、こうした話は「逸話」として、様々な武将たちの嫁取り話の中に出てくる定番でもあります。
麒麟がくるの本編でも、一切触れられていませんでしたね。
結婚した若夫婦を前に、感涙にむせぶ光秀の母と叔父。
しかし、その時稲葉山城から、至急登城せよ!の狼煙が上がりました。
土岐頼芸が道三に送った鷹の爪には猛毒が仕込まれていたのです。
道三をかばった家臣が目の前で息絶えたことに激高した道三は、土岐を討つと宣言します。
濃いくらいの元木さんの演技ですが、最近これについて噂話が聞こえてきました。
元木さんの演技に、監督がOKを出しても、もっくん本人が気に入らないと何度も撮り直しをするそうです。
元木さんに、「申し訳ない」と頭を下げられて、「もう良いじゃないですかぁ」といえるメンバーがいないため、「キリンを読んでくれ!」と・・・このキリンは、樹木希林さんのことです。
希林さんに、いい加減にしなさい!と怒ってほしいという、スタッフの願いらしいです。
麒麟がくるの撮影中止
新型コロナウィルスの影響で、東京オリンピックが延期になり、5話分をどうしようかというのが先週の話でした。
それが1週間と経たないうちに、ウィルス感染者が爆発的に増え始める様相となり、麒麟がくるの撮影中止が決定しました。
当面の放映には問題ないということですが、今後の状況次第ではどうなるか分かりません。
1日でも早い、コロナウィルスの収束を願う以外ありません。
皆さん、あなたの大切な人のために、外出は控え家にいましょう!
4月5日の放送を見逃したら再放送を!
4月10日(土)午後1:10~
今度は見逃さないように、出かけるときは録画予約を忘れずに!
再放送も見逃した! 録画を忘れた! 評判が良いから最初から観てみたい! …なら
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また、あらすじだけ分かれば・・・というなら、こちらのダイジェスト版でも良いかもしれませんよ。
https://www.nhk.or.jp/kirin/story/12.html
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