2020年NHK大河ドラマ「麒麟くる」で、帰蝶に信長を見てきてほしいと頼まれて、尾張に出かけたことがあったのを覚えていますか?
今となっては、遠い日の出来事ですが・・・
朝日を背に受けながら、信長が乗った釣り船が戻ってくるあのシーンの海はどこでしょう?
光秀と信長が出会った海は?
光秀と信長の出会いの場所となった海のシーンは、千葉県小浦海岸で撮影されました。
小浦海岸は、千葉の外房エリアにあります。
手掘りのトンネルを抜けた先にある小さな海岸で、知る人ぞ知る的な穴場だったらしいですが、今はもう人が増えているかもしれません。
駐車場から続く、緩やかな登坂を50mくらい進むと、おんじゅくトレイル小浦海岸コースという標識があります。
その道に迷わず進んでください。その先に手掘りのトンネルが現れます。
電気もないトンネルなので、ちょっと怖いかもしれません。
トンネル内には横穴が二つほどあり、違う海岸に繋がっている説もありますが、入らない方が無難でしょう。
トンネルを抜けると、しばらくは木々に囲まれた道を歩きます。
少しあるくと、正面に海が見えてきて、ちょっと「わぉ!」ってなるかもです。
最後は、人一人がやっと通れるくらいの階段を降りて、小浦海岸に出ることができます。
草ぼうぼうの時期などは、この階段が草に隠れていることもありますので、注意してください。
砂浜の長さは100mくらいでしょうか。
両側から岸壁突き出ていて、小浦海岸のプライベートビーチ感は半端ありません。
岸壁には横に走る地層の線が見られ、地球の息吹を感じることができます
。
引き潮の時間帯であれば、岩場に上がって、海洋生物を探してみるのも楽しいかもしれません。
小浦海岸駐車場とトイレ
小浦海岸の駐車場は、ドン・ロドリゴ上陸地の目の前にあります。小浦海岸の入口はその駐車場から左へ50mほど北上したところにあります。
トイレは、この近辺にはありません。
トイレは、メキシコ記念公園が一番近いでしょう。
小浦海岸との距離は2.1km。車で4分ほどの場所にあります。
展望台まで上がると、小浦海岸や御宿の海岸線が遠く勝浦あたりまで見渡せます。
千葉の眺望100景にも選ばれている場所ですから、ぜひ上ってみてください。
年中無休で営業していますので、トイレ休憩には最適です。
近くのレジャースポット
御宿といえば、月の砂漠のモニュメントを思い出す人も多いのではないでしょうか。
童謡『月の砂漠』は、御宿の海岸がモデルになっています。
ということで、三日月とラクダに乗った王子様とお姫様の銅像が、月の砂漠公園に設置されています。
テレビで見かけることが多いので、行ったことはないけど知っているという人も少なくないでしょう。
ただし、夏はおすすめできません。
家族連れや若者に人気の海水浴場なので、ゆっくり風景を堪能することができないからです。
映える写真が撮りたいときは、オフシーズンがおすすめです。
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