坂本龍馬といえば土佐、土佐といえば今の高知県になります。
坂本龍馬とう稀代の英雄を育てた街、環境、家族などにスポットをあてて紹介します。
坂本龍馬はおねしょ癖が治らない、頼りない鼻たれ小僧だったという都市伝説もありますが、その真相は?
■目次
坂本龍馬関連史跡紹介

高地には坂本龍馬が「日本の夜明けぜよ!」と叫んだという有名な桂浜があります。
それ以外にも、龍馬を慕う土佐の人たちが作った建造物なども沢山あります。
そんな地元の人たちの思い入れも含めて紹介します♪
高知龍馬空港
正式には高知空港ですが、龍馬の故郷だというPRも兼ねて愛称を龍馬空港としています。
人名を空港の名前にした日本で初めての空港であり、唯一の空港です。
龍馬郵便局
坂本龍馬が生まれた高知市上町にある郵便局です。
こちらの郵便局では、窓口で龍馬の姿が描かれた風景印を押してもらえます。
ぜひお願いしてみましょう。
また郵便局のポストの上にも龍馬がいます。
忘れず見つけてくださいね。
坂本龍馬生誕の地
上町病院の敷地の片隅に龍馬生誕地の碑があります。
ここでは、毎年11月15日に「龍馬生誕祭」が行われます。
龍馬の生まれたまち記念館
龍馬を育んだ当時の街の様子が、ジオラマで分かりやすく展示されています。
また家族や子供時代の龍馬に影響を与えた本家や親せきなどの関係も紹介されていて見ごたえがあります。
最近龍馬を好きになったけど、彼の生い立ちなどを良く知らないという人にお勧めです。
坂本龍馬の名前は当然知っているけど、それほど興味はないという人も、一度彼を知ったら虜になってしまうかもしれません。
街歩きガイド「土佐っ歩」
龍馬のゆかりの地を案内付きでしっかり楽しみたいという人達に人気なのが、街歩きガイドの土佐っ歩です。
コースは全部で14コース。
中でも人気なのが、龍馬の生まれた上町を巡る「龍馬誕生コース」(約90分)と「龍馬青春コース」(約120分)です。
事前予約が必要なので、公式サイトを確認してください。
「龍馬伝」幕末志士社中
NHK大河ドラマ「龍馬伝」で使われた坂本龍馬の生家のセットを再現しました。
入館無料で、坂本龍馬のコスプレができると人気の場所です。
土佐三偉人像
龍馬伝の放送を記念して、高知駅南口こうち旅広場前に、土佐を代表する3人の偉人達の像が建立されました。
3偉人とは、「坂本龍馬」「中岡慎太郎」「武市半平太」です。
武市半平太の名前は聞いた記憶があるけど、何した人か分からないという人も多いのではないでしょうか?
ざっくりと説明すると・・・
坂本龍馬、吉村寅太郎、中岡慎太郎らと江戸にて土佐勤王党を結成した土佐の郷士です。
誰も成しえなかった三文字の切腹をした人物としても、知る人ぞ知る有名人です。
台風の直撃を受けることが多い高知県では、この3偉人像も避難することがあるそうです。
坂本龍馬の子供時代

坂本龍馬は5人兄弟の末っ子として生まれました。
郷士とはいえ、かなり裕福な家に育ったことは知られている話です。
いつまでもおねしょが止まらず、「よばいったれ」とからかわれていたという逸話が残っています。
実の母を幼いころに亡くし、子供ながらの喪失感や末っ子という甘えん坊気質もあって、頼りない鼻たれ小僧だったようです。
この龍馬を育てたと言われるのが乙女姉さんです。
龍馬に何でも「やってみぬか」とけしかけていたという、女丈夫の乙女姉さんの存在が龍馬の人生に大きく影響しただろうことは容易に想像できます。
まとめ
郷士といえど武士です。
その家に生まれた龍馬の頼りなさに、家族はきっと心配したことでしょう。
それが後世に名を遺す偉人といわれる人になるとは、当時は誰が思ってでしょうか?
人は変わる!変われる!という見本のような人物だと、改めて思いました。
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